出穂(しゅっすい)、7月下旬から8月上旬にかけて稲穂が出る。
毎朝、田んぼを見てまわる農家さんは「風のない出穂の早朝は空気が甘い香りがして、一番好き」と語ってくれた。
ほとんどの米農家は夏場の除草を終えると、ほぼ放置のまま収穫を迎える。
毎朝、コメの状態を見てまわるのは、まさに能登気質(真面目で几帳面、サービス精神が旺盛)であり、世界農業遺産に登録となった立役者だろう。そんな農家さんが育てた「なたうち米」です。




















高齢者向けのサービスを実施してほしいという住民の提案から、

平成22年、釶打の女性を中心としたNPO「なたうち福祉会」を設立し、買い物代行や安否確認サービス、病院送迎、配食サービスを行う「ニコニコ便」を開始しました。

平成25年度の買い物代行などの利用者数は延1,114人に達しています。

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平成24年には旧保育園の建物を活用して、小規模多機能介護施設「なたうちニコニコホーム」を開設しました。職員数は12名、利用者は21名です。

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釶打の最上流にある須久保集落には、1960年頃、当時絶滅の危機に瀕していた朱鷺が営巣していました。

そのため釶打には、むかし朱鷺を見たころのある人たちもいます。

今は須久保集落には人は住んでいません。昔田んぼだったところもほとんど荒れています。

そこで、須久保集落を拠点として、朱鷺が飛来するビオトープ環境づくりを行い、耕作放棄地の解消と環境保全型農業の勉強、育成をめざす活動に取り組んでいます。

朱鷺1ビオトープの造成耕作放棄地の再生

朱鷺についての学習会              ビオトープの造成             耕作放棄地の再生

釶打の里山でとれる良質な釶打米と農産物を活かして、付加価値の高い農産加工品づくりを行っています。
そのために、低コスト生産をめざした土地基盤整備も同時に進めています。
最終的にめざすことろは、地域の活性化と新たな雇用の創出です。

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中島菜、金糸瓜、小菊かぼちゃなどの能登野菜の特産品開発・6次産業化

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体験ツアー・交流イベント・物産展での特産品の販売

味噌昭和56年、上畠(うわばたけ)の農家の主婦たちが共同で自分たちの味噌を作ったのが最初でした。近所の人たちからも頼まれて作るようになり、商品化したのが「おばば味噌」です。

今では、初代おばばたちの次の世代が中心になって、その技と味を守っています。

 

「おばば味噌」のこだわり

 

麹から手づくり麹づくり

地元産こしひかりに種麹をつけて、麹室で2日間発酵させ、手間暇かけて作っています。

 

大豆は蒸して、旨味を凝縮

蒸すことで大豆本来の旨味を引き出しています。一度に蒸し上がる量も限られています。

 

もちろん、原料の大豆とお米は釶打産

大豆とお米は、地元の農家が減農薬で作ったものを使用しています。miso-ex

 

お水と塩にもこだわっています

味噌には、地元の湧水「藤瀬の霊水」を使用しています。万病に効くといわれ、環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた名水です。
塩は、天然の海水塩(沖縄のシママース)を使用。

 

商品の紹介

麹をたっぷり使用しているので、味噌汁に溶かすと麹が浮いてきます。



 

 

 

ご注文について

お電話、またはFAXにてご注文ください。

上畠みつば会

TEL&FAX 0767-66-1918

中島町の伝統野菜「中島菜」は昔から漬物にして食べられてきました。中島菜表紙

釶打の加工グループ「みつば会」と「七草会」では中島菜を塩漬けにした「中島菜漬け」を作り、商品としてお届けしています。すべて手作業で、手間ひまと愛情をかけた品物です。

 

中島菜漬けのこだわり

 

中島菜は、晩秋に種を蒔き、雪解けの春先に収穫します。IMG_3944中島菜

虫のいない寒い時期に栽培するので、完全無農薬です。

 

 

 

収穫した中島菜は、きれいに水洗いされ、塩で2日ほど漬け込みます。IMG_3895

 

 

 

 

水がしっかりあがってきたら、桶から出して、独特の風味を出すために手揉みをします。
手で揉むとあざやかな緑色に変わります。???????????????????????????????

 

 

 

おすすめの食べ方

 

みじん切りにした中島菜漬けをご飯にまぜて菜飯にしたり、おにぎりにしたり。

納豆と混ぜてご飯に乗せてもよし。マヨネーズや明太子マヨネーズとあえれば、簡単な一品料理のできあがり。

おにぎり中島菜明太子

 

商品の紹介

 

農業体験や祭礼行事の参加を通して都市部の人々との交流をはかり、農業と祭礼行事の担い手不足の解消と同時に中山間地域への交流人口増加をめざしています。

これまで、都市住民や学生、留学生などを対象に、地元産の農産物を使ったそば打ち体験や味噌づくり体験、稲刈り体験、キリコ祭りや枠旗祭り体験など、グリーン・ツーリズムを展開してきました。

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稲刈り                  秋祭り                                           味噌づくり体験

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